Nゲージの運転室を光らせる
お久しぶりです。…というレベルではないですね。気づけば最終更新からもう一年経ってました…
大学に進学して色々忙しくなったこともあり、長いこと制作の時間を取れていませんでしたが、ようやく段々と復帰できてきています。武蔵野線が一段落して以降は中央緩行線を作っているのですが、マイペースに進めてきたためにこれはまだお見せできる段階にないので別の機会に。ということで今回は模型の話です。
KATOが3月に出したE353系を購入して以来すっかり振り子式の模型にはまってしまい、気づけばこの5ヶ月で3車種も買ってしまいましたw 個人的には先日届いた四国2000系が一番のお気に入りですが、金型が古いおかげで実車以上にダイナミックに傾いてくれる885系も見ていて楽しいです。
さてこれらの模型をちまちまいじっていたわけなんですが、室内灯を取り付けて車内を明るくしたのはよいものの何か物足りない感じがしまして… 何が足りないのか考えたところ、運転台周りのディティールの良さが暗いところではうまく発揮できてない気がしたんですね。2000系は平屋構造なので車内の光がそのまま乗務員室に入ってくる(これはこれで前進時は問題ですが)のに対し、運転台が高い位置にあるE353系や885系では車内の光は運転台に入ってきません。せっかく運転台周りも作り込んであるのにこれではもったいないと感じ、後進時だけ点灯する明かりを設けようと思い立ちました。まあ他の方の353の作例を参考にしただけなんですけど
回路は非常に単純です。室内灯の集電板から伸ばした銅線にダイオードと2kΩの抵抗を挟み、サイドビューLEDを光らせるだけのものです。
私は普段から庄龍鉄道様のグランライトという室内灯を愛用しているのですが、これはテープLEDの各所に金属が露出させてあるので切ったりつなげたりが容易く非常に拡張性が高い設計になっています。ただし今回は電流が一方向に整流されては困るのでグランライトの金属部分は使えません。常時点灯するヘッドライトや行き先表示であればこれの先端の金属部分から引っ張ってこられるんですけどね。
LEDの位置を微調整して(ここが一番難しい)、運転室灯は完成です。なかなかいい光り具合ですね。トンネルなどでよく映えそうで個人的にはかなり気に入っています。
模型いじりのネタとしては他にも415系のヘッドライトを電球色LEDに交換したり、2000系の連結器をTNカプラーに換装したりしました。TNカプラーは編成の自由度を考えて結局13個全部交換したのですが、これだけで4000円近くすっ飛びました()
また165系なのはなのヘッドライト点灯化作業も進めているのですが、これは常時点灯のヘッドマークとの兼ね合いをどうするかで悩み中です。貴重?な宮沢模型版のデカ目165なのでなんとか形にはしたいんですが、プリズム周りの設計が古いせいでなかなか苦労しています。そういうわけで当面はBVE周りの作業のほうが多くなりそうですね。
BVEの方ですが、当分は中央緩行線をある程度見せられるクオリティまで持っていくことを目標にしていこうと思います。今年中にどこまで進むことやら それではまた会う日まで…